Laboratory

研究室について

研究室の概要

本研究室には、学部生20人(4回生以上11人、3回生9人)、博士前期課程(修士課程)4人、博士後期課程(学校教員や大学教員として研究を続けているOB/OGも含む) 3人、教員2人(教授の詳細はこちら、助教の詳細はこちら)、計29名が所属しています(2024年4月1日時点)。学部ゼミの時間は、学部生だけではなく、博士前期課程の院生も加わり、共に学び合います。学年の垣根を超えて、日常的に交流したり、研究に関する相談をしたりしています。大学院ゼミの時間は、博士前期課程と博士後期課程の院生が、(自分で考え、自分で理由が説明できるという意味で)自由な雰囲気のなか、それぞれが進める教育人間学の思想研究・フィールド研究について議論しています。

コロキウムとは

研究室のゼミでは、学生が自分の興味・関心に基づいたテーマについて、考えたことを基に議論しています。これを私たちはコロキウム(ラテン語で談話・会談の意味)と呼んでいます。学部のコロキウムの時間(金曜日の午後)と大学院のコロキウムの時間(土曜日)があります。コロキウムは、公的な場における対話を通してさまざまに違った視点に触れ、深みのある論を生み出すことや、それぞれの関心を高めることをめざしています。コロキウムでの対話では、次のことを大切にしています。

自分の言葉で、自分の考えを語る(「よいこと」を言おうとしなくてよい)/他者の語りをよく聴く/結論を出すことを急がない/わかることではなく、何がわからないかが明らかになって自分の「問い」が立てられる/「みんないろいろだね」で終わるのではなく、では、「(みんなの意見を受けて)自分はどう考えるか、どうするか」を自由に考え、語れるようになる

学部のコロキウムでは、「開幕トーク」を行っています。開幕トークでは、課外におけるサークル活動やボランティア活動、旅の経験、映画やドラマやアニメ、絵画や音楽などの表現作品、そのほか身の周りの日常的な出来事を取り上げ、人間のあり様や社会の既存の価値観について問い直すような議論も行います。

大学院のコロキウムには、現役の院生のみならず、研究活動を継続したいOB・OGも参加しています。他ゼミ・他大学の院生や研究者、大学院の入学希望者が飛び入りで参加する日もあります。

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